一度は食べていただきたいチーズ
知人から頂いたチーズが美味しすぎた話。
Wyngaard Affiné Mosterd Dille Kaas
ウィンガード熟成マスタードディルチーズ
オランダ土産で頂いた熟成マスタードディルチーズ。コク溢れる熟成ゴーダチーズにマスタードをのせて、さらに洞窟で四カ月熟成! ピリ辛でプチプチの触感とマスタードの風味が染み込んだ、一度は食べていただきたい逸品に仕上がっております。
ワイン、ウォッカやら日本酒などで「美味しい!美味しい!美味しい!」と一瞬で食べきってしまった僕は、インターネットなどで調べたものの、まだ東南アジアや日本では流通していない事に落胆してしまいました…。このチーズをレビューしてる日本人でさえ一人しかいないし、アメリカ在住じゃないか!
ーーマスタードチーズがないなら、自分で作っちゃえばいいじゃない!
おやおや、なんだか聞こえてきましたよ…。
チーズ好きを自負する男子としては、やるしかないのです。
材料を考える
- ゴーダチーズ
オランダ人はゴーダチーズで出来ていると言っても過言ではない、オランダを代表する伝統的チーズ。巷では、100gが100~150円とリーズナブル。本場オランダでは、この半額ぐらいらしいです。 - ディルマスタード
僕が住んでいる街には、ディルマスタードがなかったので、おフランスなタラゴンマスタードで代用。今回は、粒マスタードをゴーダチーズにくっつける、漆喰として利用。ゴーダチーズに水分を吸われて固まるし、マスタードの風味が染み込み、一石二鳥。 - 粒マスタード
余計な味付けはいらないのでWholegrain一択。
インターネットで作り方を調べても、まったく出て来なかったので、「ディルマスタードでくっ付けてるんじゃね」という脳筋仮説で攻めてみました。
マスタードディルチーズを自作してみる
タイヤサイズのゴーダチーズに手を出す勇気がなかったので、直径20cm程度の可愛らしいゴーダ様を500g分購入。1cmの厚さで切り、ディルマスタードを塗る。まったくもって上手に塗れないので、左官の職業適性はない模様。余ったゴーダチーズは、ラップでピッチピチにして冷蔵庫です。
その上に粒マスタードを塗ったくります。瓶を覗いても、あまり減らないので当分使えると思います。
なるべく空気が入らない様に、ピッチピチにラップ。ラップの上からプニプニして馴染ませ、冷蔵庫で大人しくしてもらいます。真空パック器や洞窟を所持されている方はどうぞご自由に。
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それでは、実食!
若干、酸味が強かったのですが、ほぼ同じ味に再現できました! ゴーダチーズにマスタードの風味が染み込んでいないので、最低でも一晩は寝かせたいところです。きっと熟成と共に酸味も和らぐのでしょう。ラップを剥がすとき、粒マスタードがラップに一粒も持っていかれなかったのが不思議ですが。恐らくそんな物なのでしょう。
さっそく、ウォッカで美味しく頂きました。
ワインは、アジアだと高いからね…。
とにかく塗っただけの話。ここまで読んでいただき、有難うございました。